今使っているスマホを海外でも使う方法を3つご紹介します。
海外に行った際、外でデータ通信は行わずホテルのWi-fiのみを使用する方、
または海外では全くスマホを使わない方は多いと思います。
ですが、せっかくの海外旅行、さまざまな場所を訪れるわけですから、
ホテルの中だけではなく、外出先でもぜひスマホを使いたいですよね。
SNSやマップなど、データ通信が使えるととても便利ですし、なにより旅行が楽しくなります。
今回は、日本で使っているスマホを海外の外出先で使う方法を3つご紹介します。
1. 日本の通信会社のローミングサービスを利用する
三大キャリア(docomo、au、Softbank)各社全てが扱っているローミングサービス。
このサービスを使うと、今使っているスマホを海外でそのまま使用することが
できます。
事前の煩雑な手続きや設定をする必要はなく、「設定」画面から「ローミング
サービス」をオンにするだけです。
ただし、注意したいのは価格です。
どのキャリアでも、一日2000円〜3000円程度かかります。
とても手軽な方法ですが、値段は高いです。
2. 海外用のポケットWi-fiを借りる
ルーターという名刺サイズの機械を借りて持っていき、スマホとルーターを
Wi-fiでつないで使います。
このルーターがひとつあれば、複数のデバイスを使用することができるので、
複数の人で旅行をする場合でも借りるルーターはひとつで済みます。
先ほどご紹介したローミングサービスがひとりひとりに料金が発生するのと
比べると、価格は安く抑えられます。
また行き先やプランにもよりますが、レンタル料は一日1500円ほど。
ローミングサービスよりは安価です。
ただ、Wi-fiが届く範囲でしか使うことができないので、ルーターを
持ち歩かなくてはいけませんし、複数人で共有している場合は
別々に行動すると、データ通信が使えなくなってしまいます。
また、ルーターは充電が必要だということと、事前の申し込み、
ルーターの受け取りや返却という手間があるのも、少し面倒かも
しれません。
3. 現地のプリペイドSIMカードを使う
日本のSIMカードを抜いて、旅先の通信会社のSIMを購入して挿入し、
スマホを使用します。
最近ではいろいろな国で、使い捨てのプリペイドSIMカードも売られています。
この方法の最大のメリットは、何といっても値段が安いことです。
現地でSIMカードを購入することはハードルが高いと思われるかもしれませんが、
空港の売店などでも買うことができます。
また、日本で買うこともでき、場合によっては現地で購入するより
安いこともあります。
不便なのは、SIMカードを入れ替えた時にAPNの設定が必要になるということ。
日本国内で海外のSIMカードを買った場合、日本語で設定方法が
書かれた説明書が同封されてくることがあります。
海外でSIMカードを購入すると、もちろん説明書は外国語です。
それが不安だという方は、事前に日本で購入して、設定を終えておくことを
おすすめします。
またこの方法は、SIMフリーのスマホでしか使うことができません。
まずはご自分の持っているスマホが、SIMロックのかかっていない
(どんなSIMカードでも使える)機種かどうか、確認してください。
有料にはなりますが、SIMロックがかかっていても、キャリアの店舗で
解除することができる機種もあります。
そして、電話を受けることができないこともこの方法のデメリットのひとつです。
日本のSIMカードを抜くということは、スマホの中に日本の携帯番号が
入っていないということになります。すると、電話がかかってきていたとしても、
かかってきたことすら分からないのです。
ただし、LINEやSkypeなど、ネット回線を利用する通話アプリは
使うことができます。
最近は、デュアルSIM(ダブルSIM)対応と言って、ひとつのデバイスに
2つのSIMカードを入れることのできる機種も発売されています。
こういった機種ですと、データ通信は海外SIM、通話は日本のSIMで行うことができます。
以上、今使っているスマホを海外でも使う方法を3つご紹介しました。
一番大きな違いは金額だと思いますが、ご自分の状況や環境に適した方法で、
スマホとともに海外を楽しんでください。
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